映画「セブンティーン・アゲイン」 登場人物 「もし、人生をやり直せるとしたら」が現実に⁉

ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が

独断と偏見でオススメする今日の一本は、ワーナー・ブラザースがおくる、青春コメディ映画映画「セブンティーン・アゲイン」です。

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

作品紹介

 

負け組としての人生を甘んじて受け入れてきた37歳の男が、バスケットボールのスター選手だった17歳の自分の姿に戻って、人生をやり直そうとする物語。

身体は17歳、心は37歳の主人公の奮闘する姿を描いております。

 

過去の栄光の日々を追うタイムスリップコメディもので、人生2度目のハイスクールライフが、彼にくれたものとは・・・?

 

2009年に全米で公開され、初登場でいきなり1位を記録した作品で、日本でも同年に公開されました。

 

主演のマイク役に「ハイスクール・ミュージカル」「グレイテスト・ショーマン」で大人気のザック・エフロン。 大人のマイク役には「フレンズ」「隣のヒットマン」のマシュー・ペリーが好演しております。

 

監督には「パルプ・フィクション」に出演し、監督として本作を手がけ、翌年にも再びザック・エフロン主演のファンタジー映画「きみがくれた未来」でも監督として手がける、俳優、脚本家、そして映画監督とマルチで活躍するバー・スティアーズがつとめました。

 

本作は、ザック・エフロンの魅力が十分に発揮された、楽しいティーン・コメディに仕上がっていると、批評家から一致した見解を得られた評価の高い作品です。

 

また、2021年には日本で、舞台初出演の竹内 涼真を主演とした、ミュージカル「17 AGAIN」が上演されました。

 

引用元:YouTube公式より / 「セブンティーン・アゲイン」

 

見どころ&おすすめ

 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなタイムスリップファンタジー作品にありがちな、過去に戻って人生をやり直す物語とは違い、「主人公の外見だけが17歳になる」という視点で描かれた設定が意外だし新鮮。

「過去は変えられないけど、未来は変えられる」という崇高(すうこう)なテーマを、上手に描いた大変見ごたえのある内容です。

 

「自分の子供が通うハイスクールに、17歳当時の身体を持った父親がやってくる」というアイデアだけでも、観る側の期待値が大きくふくらみます。

 

そして、物語の進行内容が予想通りだったり意外だったりと、まったく飽きることなく鑑賞できる完成度の高い脚本には驚かされました。

 

物語全体が明るく笑いで演出されている中で、主人公の父親が知ることのなかった子供たちの本音や苦悩を知る場面では、考えさせられ、ときには涙をさそうなど内容の深さも魅力のひとつ。 

 

さらにクライマックスの展開では、さすがハリウッドの王道を行く演出で飾られ、感動をこちら側に与えてくれます。

 

今では国民的大スターとなった、若かりし頃のザック・エフロンのはじける若さと、王者の風格漂う演技にも注目。

 

そして、「自分なら、こうするのに」とか「こうしたら良いのに」という想いを、主役のザック・エフロンが実現してくれる満足感にもひたれますよ。 

 

肩ひじ張らず気楽に鑑賞できるファンタジーコメディものですが、その割には中々味わい深く、その内容の濃さに、きっと高い満足感が味わえると思います。

ぜひ観ていただきたい、おすすめの作品です。

 

ご家族で、それも年ごろのお子様を持つご家族には、特におすすめします。

ニコニコしながら、楽しめること請け合いですよ。

 

もちろん、ザックファンには必須の作品ですね。

 

おすすめ度

 

★★★☆☆             3点

 

主要キャスト・スタッフ

 

10代のマイク・オドネル (ザック・エフロン)
30代のマイク・オドネル (マシュー・ペリー)
スカーレット・オドネル (レスリー・マン)
ネッド・ゴールド (トーマス・レノン)
マギー・オドネル (ミッシェル・トラクテンバーグ)
アレックス・オドネル (スターリング・ナイト)
ジェイン・マスターソン校長 (メロラ・ハーディン)
 

 

監   督 バー・スティアーズ
脚   本 ジェイソン・フィラルディ
製   作 アダム・シャンクマン
  ジェニファー・ギブゴット
製作総指揮 ドビー・エメリッヒ
  マーク・カウフマン
  キース・ゴールドバーグ
   
 

 

2009年 公開   102分   イギリス・アメリカ・日  本

 

登場人物の紹介

 

マイク・オドネル(17歳)


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

若返った、17歳のマイク。

ネッドの息子マークと偽って、ハイスクールに転入し、娘と息子との関係を修復するため奮闘する。 高校時代からの親友ネッドの家に居候している。

 

中身は37歳の大人なので、言動や態度に余裕が感じられる。

 

マイク・オドネル(37歳)


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

37歳のマイクは、さえない中年男性。

スカーレットと別れたくないが、離婚が成立するまで残り2週間。 さらに長年勤めていた製薬会社もクビに。 

 

妻、子供たちから敬遠されている。

 

スカーレット・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの妻で、離婚が秒読み段階だが、本当はまだ離婚に迷っている。

夫マイクから「結婚しなければ、今頃バラ色の人生だった」と言われ続け、2人の関係は冷めている。

 

若返ったマイクを見て「夫の若い頃にそっくり」と不思議がる。

 

マギー・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

オドネル家の長女。 高校生で現在は反抗期中。

バスケ部のリーダーであるスタンと付き合っている。

 

時々、邪魔をしてくる弟アレックスのことを、邪険に扱う。

 

アレックス・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

オドネル家の長男で、マギーの弟。

ずいぶん前からマギーの彼氏スタンから、いじめを受けている。

 

チアリーダー部のニコールに、密かに好意をよせている。

 

ネッド・ゴールド


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

37歳のマイクの親友で、学生時代はいつもマイクに助けてもらっていたが、今は違法ダウンロード防止ソフトウェアを開発して超リッチ。

若返ったマイクを唯一知っている人物で、マイクに協力する。

 

映画オタクで、マイクが転入したハイスクールの校長先生に一目ぼれをする。

 

ジェイソン・マスターソン


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

ハイスクールの校長先生で、才色兼備な女性。

 

ネッドに一目ぼれされ、毎日のようにアプローチを受け嫌気を感じていたが、共に「ロード・オブ・ザ・リング」のマニアで、互いにエルフ語で会話ができることが分かってから、2人の距離は急接近する。

 

スタン


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マギーの彼氏で、バスケ部のキャプテン。

 

自己中心的で性格が悪く、アレックスを日頃からいじめている。

 

謎の用務員


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

謎の用務員のおじいさんで、なぜかマイクのことを知っている。

他の用務員さんに聞いても、誰も知らない謎の多いおじいさんである。

 

簡単な、あらすじ

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

17歳のマイク・オドネルはバスケットボールのスター選手。

 

今日は、多くのスカウトが見にきている大事な試合。

この試合でスカウトに認められれば、奨学金で大学に行けることが約束されていた。

 

試合を前に気合が入るマイクのところへ、恋人のスカーレットが現れる。

いつもと様子の違うスカーレットを不審に感じたマイクは、彼女に問いかけると彼女は妊娠しているという。

 

動揺するマイクだが、試合は始まってしまう。

そして、試合途中で会場から出ていってしまうスカーレットを見つめるマイク。

 

試合どころではなくなったマイクは、試合を途中退場し、スカーレットを追いかける。 彼は自分の夢ではなく、スカーレットと赤ん坊を選ぶのだった。

 

そして現在。

 

37歳のマイクは、子供たちからは距離を置かれ、妻スカーレット・オドネルからは家を追い出される最悪な状況。 今は、学生時代からの親友ネッド・ゴールドの家に居候(いそうろう)している。

 

そんなマイクだが、職場での昇進に一縷(いちる)の望みをかけていた。

しかし、マイクの昇進は見送られ、激怒した彼は上司に反発してしまい、会社をクビになってしまう。

 

失意の中、かつての栄光が残るハイスクールに立ち寄るマイク。

そこで、自分の名前を知っている用務員のおじいさんに出会い、「ハイスクール時代からやり直したい」とこぼす。

 

その夜、マイクは用務員のおじいさんが橋の欄干から飛び込むところを目撃し、慌てて橋の下を覗き込むと、不思議な渦にマイクは引き込まれるように落ちてしまう。

 

翌朝、自分が17歳当時の姿に戻っていることに気づく。

戸惑いながらも歓喜するマイク。

 

これは、ハイスクール時代からやり直せるチャンスだとマイクは思い、ネッドに父親のフリをしてもらい、マークという名前でハイスクールに転入する。

 

マイク(マーク)は、生まれ変わったようにハイスクール生活を満喫しはじめる。

 

しかし、息子アレックス・オドネルがいじめに遭い、娘のマギー・オドネルは悪い男に引っかかっていることを知る。

 

そこでマイクは、アレックスにバスケを教え、マギーの目を覚まさせようと、子供たちを助けようと奮闘することに。

 

アレックスの親友として頻繁に家に遊びにくるようになるマイクに、スカーレットは若いころのマイクを感じ、不思議な気持ちになっていく。

 

若いマイクは父親として、はたして子供たちを救うことができるのか。

離婚秒読みのアレックスとの関係は?

そして最大の問題は、17歳になってしまったマイクの今後は?

 

はたして負け組のマイクは、もう一度人生をやり直すことができるのか!?

 

「セブンティーン・アゲイン」の小ネタと考察

 

エルフ語とは?


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの親友ネッドは、ハイスクールの校長先生ジェインに一目ぼれしてしまい猛アタックを開始しますが、スルーされる冷たい関係です。

しかし、ネッドがある言葉を話したことがきっかけで、事態は好転します。

 

ネッド「僕は馬鹿なんだ。 『二つの塔』の灰色のガンダルフの杖に1万ドルも払ってしまうような人間なんだ」

 

ジェイン「そうね、馬鹿だわ」

 

さらにジェイン「だって、灰色のガンダルフが出てくるのは『旅の仲間』だけだもの。 「二つの塔』では、白のガンダルフとして戻ってくるのよ」

 

ネッド「!!!」

 

そして彼女は不思議な言葉をささやきます。 この言葉がエルフ語でした。

 

ご存じの方も多いと思いますが、2人が会話していたのは「ロード・オブ・ザ・リング」(指輪物語)シリーズのことでした。 ガンダルフとは、この映画に出てくる魔法使いのおじいちゃんですね。

 

この映画の原作者J・R・R・トールキンは、架空言語づくりが趣味で、自ら考えた「エルフ語」のために歴史を創作し、その流れから「指輪物語」ができたそうです! 本格的でビックリしました!

 

エルフ語はかなり本格的で、その気になれば会話も可能だとか。

きっと、マニアの間でエルフ語での会話は、高度な遊びなのでしょう。

 

謎の用務員のおじさん

主人公のマイクが17歳に戻るきっかけとなった、あのおじいさんは何者なのでしょうか?

 

どうやら監督や出演者ともに、誰からも正体を明言されてはいないようです。

過去の栄光が忘れられない主人公の前に現れたのは、不思議な妖精?それともバスケ部の精霊?はたまた彼の守護霊なのでしょうか?

 

どうします?

もし自分の前にこの不思議なおじいさんが現れたら、皆さんはどんな選択をされますか?

 

アドリブだったとは!


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの親友ネッド役を演じるトーマス・レノンですが、演技のほとんどをアドリブで行なったそうです、驚きですね!

 

17歳のマイクを演じた演じたザック・エフロンが、そんな彼のアドリブについていくのは大変だっただろうな、と想像してしまいました。

 

17歳に戻れたから上手くいったのかな?

37歳のマイクが17歳に戻ったことで、色んな事が上手くいきました。

でも、それは17歳に戻れたからできた事なのでしょうか。

 

17歳だからハイスクールに転入はできましたがそれ以外の、バスケを教えてあげること、子供を正しい道に導くこと、いじめに気がついてあげること、妻スカーレットときちんと向き合うこと、などは37歳のマイクでもできたはずです。

 

肉体が17歳に戻ったことがきっかけかもしれませんが、重要なのは行動を起こすことなんだと思いました。

 

状況を変えるのは大変ですが、勇気をもって行動力で示すことが重要なんだと強く感じました。

 

感  想

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

コメディ映画だと思ってお気楽に観てたのに、まさか不覚にも涙が出るとは思いませんでした。

 

この映画のテーマは、家族愛と人生の再生でした。

 

そして、単純なタイムスリップものではなく、主人公だけが若返る設定が斬新で大変興味をそそられた部分でもあります。

 

娘、息子と同じ高校に通いながら、父親ながら友人として良い方向に導いていく姿に感心しながら、と同時に大変勉強にもなりました。 また、姿は17歳だけど親の子に対する無償の愛が強く感じられ、大いに感銘を受けました。

 

なんの目的で、昔の姿に戻れたのか。

あの時、試合を途中で放り出したのは、正解だったのか。

 

映画を観ていくと、若返ったマイクが今置かれた状況の中で、自分の使命を一生懸命考える姿に引き込まれていきます。

 

人生最大の岐路で再び同じ道を選んだマイク。

個人的に、人生の岐路に戻ってやり直したいな、と思うこともありますが、結局は自分の生き方は自分で選んだ道なのだから、後悔はなしです。

 

人生は一度きり、過去ではなく今、そして未来に目を向けられることが重要なんだと、再確認させられますね。

 

そして、これからも家族を大事に頑張って生きて行きましょう。 というメッセージも、この映画から受け取りました。

 

全体を通して、ファンタジー系の青春コメディ映画なので、安心して観れる作品でしたが中々どうして、感心したり感動したりと色んな要素が盛り込まれた大変奥深い内容の良作です。

 

自分を見つめ直す良いきっかけとなる作品だと思います。

この映画の、心温まるストーリーを知らない方は、ぜひご覧になって欲しい名作です。

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

 

以下はネタバレ記事です。 ネタバレが嫌いな方は観ないで下さい ネ。

あらすじ

 

ー起ー

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

時は1989年、17歳のマイク・オドネルはハイスクールのバスケットボールで高い才能を持ち将来を有望視された選手だった。 次の試合を見にくるスカウトに認められれば、奨学金で大学に行けることが約束されている。 

 

マイクには美人の彼女がおり、バスケが上手で優しくイケメンの彼は、ハイスクールの人気者だった。

 

そんなマイクには、選手の給水係でみんなから馬鹿にされているネッド・ゴールドという親友がいる。 

 

自分の運命が決まる大切な試合を前に、気合が入るマイク。

 

そして試合が始まる直前、マイクのところへ恋人のスカーレットが現れるが、いつもと彼女の様子がおかしい。 そのわけを聞くと、彼女は妊娠してしまった・・・と話す。

 

マイクは動揺を抑えられず、試合に全く身が入らなかった。

スカーレットが試合会場の体育館から出ていく姿を見たマイクは、試合を途中で放棄してスカーレットの後を追う。 彼は、彼女と歩む人生を選択した瞬間だった。

 

そして時は現在。 目覚ましで目を覚ましたその部屋は、学生時代からの親友ネッドの部屋で朝を迎えたマイク37歳。

 

すっかりくたびれた中年マイクは、妻スカーレットから家を追い出されネッドの家に居候(いそうろう)し、高校生の娘と息子からは煙たがられる存在で、ハイスクール時代のような輝かしさは微塵も感じられなかった。

 

マイクにとって、今日は昇進のかかった大事な日。 

この最悪な状況から脱するため、昇進に一縷(る)の望みをかけていた。 勤め先の会社の中では、営業成績が良かったので、昇進は確実だとマイクは勝手に思っていた。

 

が、昇進は叶わなかった。 あげく上司に反発したマイクは、会社からクビを言い渡されてしまう。

 

傷心のマイクは、つらい現実から逃れるように、自分が最高の時間を過ごしていた母校を訪れていた。 そこには自分が一番輝いていた時の写真が飾られていた。

 

すると後ろから、用務員のおじいさんに「もう一度すべてをやり直したいか」と話しかけられ、マイクは「できることなら・・・」と答える。 それを聞いた用務員のおじいさんは、その場を去っていく。

 

その後、このハイスクールに通う娘と息子にばったりと出くわしたマイクは、2人を自宅まで送っていく。

 

家では、妻のスカーレットがマイクの持ち物を粉砕機にかけ、マイクの作った庭を作り直そうとしている最中だった。 「離婚したら、この庭を造園設計の展示場にするの」とスカーレットはマイクに話し、「次は離婚審理の法廷でね」と言われてしまった。

 

スカーレットは「大学に行っていたら、もっと良い人生だった」「結婚するしかなかった」とマイクから口癖のように愚痴られ、うんざりして離婚を決心し、離婚審議を予定していた。 彼女はマイクの愚痴を18年間、一心に耐えてきたのだった。

 

マイクはネッドの家に帰る途中、橋の欄干に立つあのときの用務員のおじいさんを見かける。 そしてその瞬間、おじいさんは川へと飛び降りてしまった。

 

マイクは慌てて川を覗き込むと、川の水が渦巻き、マイクはその中に吸い込まれてしまう。

 

こんなはずじゃなかった、ダメ中年おやじマイクの愚痴、これはダメですよ。

輝かしい若かりし頃とのギャップが激しい今と昔。 これって、現実的にもありそうなシュチュエーションだなと思いました。 

彼女を追いかけて、試合を放棄したのが間違えの分岐点だったのでしょうか。

 

ー承ー

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

泥だらけになりながらも、なんとかネッドの家に戻ってきたマイクは、シャワーを浴びていると鏡に映った自分の姿に驚く。 

 

なんとその姿は、17歳のときのマイクだった。

思わず大きな叫び声を上げるマイク。

 

その声に驚いたネッドが目を覚まし、様子を見にくると知らない男性がいると勘違いして、マイクに殴りかかってくる。 

 

マイクが状況を説明しようとするが、話しを聞かずに殴ろうと思わず手に取った写真立てには、ハイスクール時代のマイクが写っていた。 写真に写っているマイクと目の前にいる顔が同じことに気づき、ようやくマイクの話しを信じるネッド。

 

ファンタジーオタクのネッドが色々と調べると、どうやら守護霊によって変身させられてしまったのだと仮説を立てる。 

あの用務員のおじいさんは、マイクの守護霊だったのか?

 

マイクは急いで母校に向かい、用務員のおじいさんを探すが見当たらない。

学校の関係者に確認すると、用務員は女性で1人しかいないと告げられた。

あの用務員のおじいさんは、本当に守護霊だと思うマイクだった。

 

そして、何かに導かれるように体育館に向かうと、そこではバスケの練習が行われていた。 マイクは、そのバスケの練習風景を見て、何かピンときて急いでネッドの元に戻る。

 

今度こそ間違った選択をしないよう、人生をやり直すために若返ったんだとマイクはネッドに話し、高校に戻るためネッドに協力を求める。 ハイスクール時代にあまり良い思い出がないネッドだが、しぶしぶマイクの提案を承諾する。

 

今のネッドは、違法ダウンロード防止ソフトウェアを開発してお金持ちになっている。

 

ハイスクールにやってきた2人は、校長のジェイン・マスターソンとの面談にのぞむ。 そこでネッドは、校長のジェインに一目惚れをしてしまい、自分は独身で超リッチだと猛アピールをはじめる。

 

そして、無事にマイクはハイスクールに入学することができた。

 

今風のスタイリッシュな服装とネッドの高級車で、意気揚々とハイスクールライフをはじめるが、今どきの学生の勢いについていけないマイクであった。

 

今日は、離婚審議の日だという確認連絡がスカーレットから入る。

しかしマイクは、今外国にいるので行けないと嘘をつき、審議の日を改めようと話し、電話を切った。

 

ちょうどそのとき、教室に娘のマギー・オドネルが入って来たので、思わず手を振るマイク。

 

その後マイクは、バスケの練習場に向かうと、自分がかつて若かった頃に指導を受けたコーチの姿を見つけたが、どうやら今年引退するようだった。 さっそくマイクは、バスケの動きを披露すると、コーチから入部テストに参加するよう誘われる。

 

トイレの個室からマイクはネッドに、順調なハイスクール生活を満喫していることを報告すると、ネッドはジェイソン校長に会いたいがため、マイクに騒ぎを起こしてほしいとお願いをするしまつ。

 

マイクが電話で話していると、他のトイレの個室から助けを求める声が聞こえてくる。

マイクがその個室をのぞいてみると、便器にガムテープでぐるぐる巻きにされた息子のアレックス・オドネルがいたのだ。 バスケ部のメンバーにやられたと話すアレックス。

 

アレックスを助け友達になった2人は、昼飯を食べに食堂へ行く。

2人で昼飯をとっていると、バスケ部のメンバーも食堂に入ってくる。

 

アレックスによると、バスケ部のリーダーでいじめっ子のスタンに便器に張り付けられたのだと話す。 しかも、スタンとマギーは付き合っていたのだ。

 

あるとき、マギーとスタンがキスをしている場面をマイクは目撃してしまう。

 

娘にキスをしているスタンに腹を立てたマイクは、スタンを挑発し華麗なボールさばきを披露しながら、なぜいじわるなのかをスタンに忠告する。

マイクのまっとうな意見に周囲も賛同し、スタンは言葉を返せなかった。

 

マイクは、自分はバスケをやり直すためではなく、子供たちを助けるために、ここに居るんだと気づく。

 

マイクはマークと名乗り、自分が若返った本当の理由に気がつきました。

見た目は若いが、中身は37歳の父親マイク。 これから父親らしく、子供たちへの愛のこもった指導がはじまります。

そして、妻スカーレットと若い旦那マイクとの関係が気になります。

 

ー転ー

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクは息子のアレックスの家、つまり妻から追い出された自分の家へ遊びに行く。 マイクは、アレックスのバスケの才能に気づき、練習の手伝いをするからとバスケ部への入部をアレックスに勧める。

 

そこへ妻のスカーレットが帰ってきて、紹介をされる。 スカーレットはマイクを見て、自分の夫のハイスクール時代にそっくりだと驚いてしまう。

マイクは、自分はネッドの息子のマークだと名乗る。

 

今日は、保健の授業の日。 マイクが教室に入ると、マギーとスタンがキスをしている。 そして今日の保健の授業内容は「SEX」についてで、コンドームのつけ方の練習だった。

 

マイクはクラスのみんなに、子供を授かることの素晴らしさを伝え、SEXはまだ早いと力説をする。 すると、配られたコンドームを返す生徒がいる半面、スタンはコンドームを手に「これでヤリまくろうぜ」とマギーにキスをする。

 

それを見ていたマイクは、スタンに殴りかかり2人は取っ組み合いのケンカをはじめる。

 

そのケンカのおかげで、校長室に呼び出され喜ぶネッド。 しかし、ジェイン校長にアタックをするが悲しいかな、まったく相手にされない。

 

マイクはそのあともたびたび、アレックスの家に遊びに行き、バスケの練習や、スカーレットの庭づくりを手伝いながら、家族との時間を楽しんでいた。

 

今日はバスケ部の入部テストの日、マイクと共にアレックスも入部テストを受けることに。 そして2人は共に合格し、バスケ部への入部が決まった。

スカーレットは、2人のバスケ部への入部を大いに喜んだ。

 

また、スカーレットの庭も完成したので、2人を庭へ連れていくと、そこには素晴らしく美しい庭が広がっていた。 庭の出来栄えに2人は驚き、マイクはしばらく庭を眺めたあと、スカーレットと2人でダンスを踊りだす。

 

しかし、そこへスカーレットのデート相手が食事のために迎えに来てしまい、2人は出かけてしまう。 その際に、夫に渡してほしいと離婚届を手渡されてしまう。 そして、27日の離婚審議には必ず来るようにと伝言を頼まれる。

 

スカーレットを見送った直後に、マギーもパーティーへと出かけて行った。

マイクもアレックスを連れてパーティーへと出かける。

 

パーティー会場では、アレックスが想いを寄せるチアリーダー部のリーダーであるニコールも来ていた。 そこでマイクは、アレックスに勇気を出して話して来いと背中をおしてあげる。

 

マイクは、マギーを見つけ話しかけ、スタンとのことを聞き出すと、卒業後は彼と一緒に暮らすつもりだと話した。 それを聞いたマイクは、絶対反対だと強い口調で言うと、マギーはそんなことを言われる筋合いはないと怒って、マイクの元を去って行ってしまう。

 

その日はバスケ部の試合の日。 マイクとアレックスの活躍でチームを勝利に導いた。 

 

一方、ネッドはやっとの思いでジェイン校長からデートの約束をもらい、その日の夜デートに行けることになった。

 

ネッドが家を留守にすることを知ったマイクは、クラスのみんなに自分の家(ネッドの家だが)でバスケの祝賀パーティーを開くことを伝える。

 

マイクは、泣いているマギーを見かけ、理由を聞いてみると、どうやらスタンにバスケの試合の後に誘われたけど、セックスを断ったらフラれてしまったとのことだった。

 

マイクは「いつか君のことだけを愛してくれる人と出会えるよ」となぐさめ、祝賀パーティーに招待をする。

ただ、マギーはマイクに好意を抱き始めてしまう。

 

パーティーの日、予想以上に人数が集まった中、アレックスとニコールは楽しそうに会話をしていた。 一方、マギーがスタンから復縁を迫られているのを目撃したマイクは、スタンを家から追い出すが、彼から殴られて気を失ってしまった。

 

目が覚めると、横に心配そうにしているマギーがいた。

彼女は、気遣ってくれるマイクが自分に好意があると勘違いし、誘ってくる。

慌ててマイクは「自分には、ずっと好きな人がいる」と言って、マギーを落ち着かせる。

 

そこへ子供たちを心配したスカーレットが訪ねてくる。

するとアレックスは「心配ないよ、今好きな女の子と楽しく話をしているんだ」と母親のスカーレットに話した。

 

それを聞いたスカーレットは、アレックスが明るくなったのはマイクのおかげだと、感謝をする。 マイクは思わず、スカーレットにキスをしてしまう。

 

驚いたスカーレットは彼を叩き、帰ろうとする。 マイクは、自分は君の夫のマイクだと、本当のことを話すが、信じてもらえず彼女は帰ってしまった。

マギーや彼女の同級生も、マイクを「サイテー」と言って帰ってしまう。

 

その頃、ネッドとジェイン校長はデート中。 

 

食事をしながら会話を楽しんでいると、何気ない会話から2人はファンタジーオタクだということが分かる。 しかも共に「ロード・オブ・ザ・リング」の大ファンで、一気に会話が盛り上がり良いムードになり、その後ネッドの自宅に行くことになった。

 

そして、2人はネッドの家に行くと、そこは生徒たちで家の中がめちゃくちゃになっていた。 ジェイン校長の一声で、生徒たちみんなは帰っていった。 このことで「やっぱり生徒の親との交際はムリね」と言われ、ネッドはフラれてしまう。

 

子供たちに正しく進むべき道を、親らしく教えることができ、順調にハイスクール生活を満喫しているマイクでした。

マイクがついに、スカイラインに本当のことを話すことで、事態が動き出します。

スカーレットとは離婚してしまうのか?マイクの姿はどうなるのか?

物語の結末に向け、目が離せなくなってまいりました。

 

ー結ー

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

最悪だったパーティーの翌日、マイクは家族を失ったと落ち込んでいた。

しかもその日は、離婚審議の日。 落ち込むマイクをネッドはなぐさめる。

少しでも離婚審議を長引かせたい2人は、クルマを飛ばして裁判所に向かう。

 

離婚審議はすでにはじまっていた。 

マイクは審議室に乱入し、夫のマイクから預かった手紙があると言ってそれを取り出し、自分で手紙を読みだす。

 

そこには、はじめてスカーレットと出会ったときの気持ち、ハイスクール時代の思い出、結婚してから自分の失敗をスカーレットのせいにしたことなどを謝罪する内容だった。 

 

そして最後に、離婚はしたくはないが、君を縛ることはできないと読み終え、手紙を置いてマイクは裁判所を後にした。

 

スカーレットが彼の置いていった手紙を見ると、そこには何も書いてはない白紙の紙だった。 なぜ、マーク(マイク)は、2人の思い出を知っているのか不思議に思うスカーレット。

 

・・・もしかして、本当に夫のマイクなのではと思い、家に帰ってハイスクール時代のアルバムを見返すスカーレットであった。

 

マイクは、今の気持ちをスカーレットに話し自分の思いを伝えたが、これ以上のことはどうしょうもないと感じるマイク。 もう今の自分には、ハイスクールに戻りバスケの道に進む以外にないと悟り、心を固める。

 

その日の夜、マイクとアレックスが出る試合がある。 スカーレットとマギーは応援をするためハイスクールへと向かう。

 

いよいよ試合が始まると、マイクはスカーレットに2人にしか分からない秘密の合図を送る。 その合図でスカーレットは、マークがマイクだと確信する。

 

動揺するスカーレットは、体育館から出て行ってしまった。

その様子を見ていたマイクは、待機メンバーだったアレックスにボールを渡し、試合を彼に託した。 

 

そしてマイクは、スカーレットの後を追う。

そのとき、応援席には、例の用務員のおじいさんの姿があった。

 

スカーレットに追いついたマイクが、彼女の名前を呼んだとき、マイクは37歳の姿に戻っていた。 

 

そして、スカーレットに「君を選んだのは、人生で最高の選択だったのを忘れていた」「今度は忘れない、愛している」と伝える。

スカーレットも「寂しかった」と言い、マイクに飛びついてキスをする。

 

マイクが「ハイスクール時代は軽々とだったのに今は・・・」と言い、彼女を下す。 スカーレットも「あのときは腹筋が割れていたもんね」と言い、2人で笑い合う。

 

そのあとマイクは、カギを返すためネッドの家に行くと寝室で、エルフ(ロード・オブ・ザ・リング)の格好をしてベッドで寝ているネッドとジェイン校長のすがたが。 何だかんだで上手くいっている、2人であった。

 

ネッドからマイクに転職祝いとして、ホイッスルが送られる。

それは、マイクが前のコーチの後を引き継いで、バスケ部のコーチになったからでした。

 

全てが上手く収まった、見事なハッピーエンドでした。

同じようなシチュエーションで、マイクはまた同じ選択をし、スカーレットを選びます。 結局は、自分が選んだ道が正解だったんですね。

そして、ちょっとした変化で、自分の考え方も180度変えられるんだなと思いました。

色々と考えさせられる内容で、大変気持ちよく幸せになれる映画でした。

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

最新情報をチェックしよう!