映画「セブンティーン・アゲイン」 登場人物 「もし、人生をやり直せるとしたら」が現実に⁉

ジャンルを問わず一年中、映画漬けの生活を送っている、自称ゆるーい映画オタク⁉の私が

独断と偏見でオススメする今日の一本は、ワーナー・ブラザースがおくる、青春コメディ映画映画「セブンティーン・アゲイン」です。

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 



 

作品紹介

 

負け組としての人生を甘んじて受け入れてきた37歳の男が、バスケットボールのスター選手だった17歳の自分の姿に戻って、人生をやり直そうとする物語。

身体は17歳、心は37歳の主人公の奮闘する姿を描いております。

 

過去の栄光の日々を追うタイムスリップコメディもので、人生2度目のハイスクールライフが、彼にくれたものとは・・・?

 

2009年に全米で公開され、初登場でいきなり1位を記録した作品で、日本でも同年に公開されました。

 

主演のマイク役に「ハイスクール・ミュージカル」「グレイテスト・ショーマン」で大人気のザック・エフロン。 大人のマイク役には「フレンズ」「隣のヒットマン」のマシュー・ペリーが好演しております。

 

監督には「パルプ・フィクション」に出演し、監督として本作を手がけ、翌年にも再びザック・エフロン主演のファンタジー映画「きみがくれた未来」でも監督として手がける、俳優、脚本家、そして映画監督とマルチで活躍するバー・スティアーズがつとめました。

 

本作は、ザック・エフロンの魅力が十分に発揮された、楽しいティーン・コメディに仕上がっていると、批評家から一致した見解を得られた評価の高い作品です。

 

また、2021年には日本で、舞台初出演の竹内 涼真を主演とした、ミュージカル「17 AGAIN」が上演されました。

 

引用元:YouTube公式より / 「セブンティーン・アゲイン」

 

見どころ&おすすめ

 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなタイムスリップファンタジー作品にありがちな、過去に戻って人生をやり直す物語とは違い、「主人公の外見だけが17歳になる」という視点で描かれた設定が意外だし新鮮。

「過去は変えられないけど、未来は変えられる」という崇高(すうこう)なテーマを、上手に描いた大変見ごたえのある内容です。

 

「自分の子供が通うハイスクールに、17歳当時の身体を持った父親がやってくる」というアイデアだけでも、観る側の期待値が大きくふくらみます。

 

そして、物語の進行内容が予想通りだったり意外だったりと、まったく飽きることなく鑑賞できる完成度の高い脚本には驚かされました。

 

物語全体が明るく笑いで演出されている中で、主人公の父親が知ることのなかった子供たちの本音や苦悩を知る場面では、考えさせられ、ときには涙をさそうなど内容の深さも魅力のひとつ。 

 

さらにクライマックスの展開では、さすがハリウッドの王道を行く演出で飾られ、感動をこちら側に与えてくれます。

 

今では国民的大スターとなった、若かりし頃のザック・エフロンのはじける若さと、王者の風格漂う演技にも注目。

 

そして、「自分なら、こうするのに」とか「こうしたら良いのに」という想いを、主役のザック・エフロンが実現してくれる満足感にもひたれますよ。 

 

肩ひじ張らず気楽に鑑賞できるファンタジーコメディものですが、その割には中々味わい深く、その内容の濃さに、きっと高い満足感が味わえると思います。

ぜひ観ていただきたい、おすすめの作品です。

 

ご家族で、それも年ごろのお子様を持つご家族には、特におすすめします。

ニコニコしながら、楽しめること請け合いですよ。

 

もちろん、ザックファンには必須の作品ですね。

 

おすすめ度

 

★★★☆☆             3点

 

主要キャスト・スタッフ

 

10代のマイク・オドネル (ザック・エフロン)
30代のマイク・オドネル (マシュー・ペリー)
スカーレット・オドネル (レスリー・マン)
ネッド・ゴールド (トーマス・レノン)
マギー・オドネル (ミッシェル・トラクテンバーグ)
アレックス・オドネル (スターリング・ナイト)
ジェイン・マスターソン校長 (メロラ・ハーディン)
 

 

監   督 バー・スティアーズ
脚   本 ジェイソン・フィラルディ
製   作 アダム・シャンクマン
  ジェニファー・ギブゴット
製作総指揮 ドビー・エメリッヒ
  マーク・カウフマン
  キース・ゴールドバーグ
   
 

 

2009年 公開   102分   イギリス・アメリカ・日  本

 

登場人物の紹介

 

マイク・オドネル(17歳)


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

若返った、17歳のマイク。

ネッドの息子マークと偽って、ハイスクールに転入し、娘と息子との関係を修復するため奮闘する。 高校時代からの親友ネッドの家に居候している。

 

中身は37歳の大人なので、言動や態度に余裕が感じられる。

 

マイク・オドネル(37歳)


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

37歳のマイクは、さえない中年男性。

スカーレットと別れたくないが、離婚が成立するまで残り2週間。 さらに長年勤めていた製薬会社もクビに。 

 

妻、子供たちから敬遠されている。

 

スカーレット・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの妻で、離婚が秒読み段階だが、本当はまだ離婚に迷っている。

夫マイクから「結婚しなければ、今頃バラ色の人生だった」と言われ続け、2人の関係は冷めている。

 

若返ったマイクを見て「夫の若い頃にそっくり」と不思議がる。

 

マギー・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

オドネル家の長女。 高校生で現在は反抗期中。

バスケ部のリーダーであるスタンと付き合っている。

 

時々、邪魔をしてくる弟アレックスのことを、邪険に扱う。

 

アレックス・オドネル


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

オドネル家の長男で、マギーの弟。

ずいぶん前からマギーの彼氏スタンから、いじめを受けている。

 

チアリーダー部のニコールに、密かに好意をよせている。

 

ネッド・ゴールド


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

37歳のマイクの親友で、学生時代はいつもマイクに助けてもらっていたが、今は違法ダウンロード防止ソフトウェアを開発して超リッチ。

若返ったマイクを唯一知っている人物で、マイクに協力する。

 

映画オタクで、マイクが転入したハイスクールの校長先生に一目ぼれをする。

 

ジェイソン・マスターソン


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

ハイスクールの校長先生で、才色兼備な女性。

 

ネッドに一目ぼれされ、毎日のようにアプローチを受け嫌気を感じていたが、共に「ロード・オブ・ザ・リング」のマニアで、互いにエルフ語で会話ができることが分かってから、2人の距離は急接近する。

 

スタン


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マギーの彼氏で、バスケ部のキャプテン。

 

自己中心的で性格が悪く、アレックスを日頃からいじめている。

 

謎の用務員


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

謎の用務員のおじいさんで、なぜかマイクのことを知っている。

他の用務員さんに聞いても、誰も知らない謎の多いおじいさんである。

 

簡単な、あらすじ

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

17歳のマイク・オドネルはバスケットボールのスター選手。

 

今日は、多くのスカウトが見にきている大事な試合。

この試合でスカウトに認められれば、奨学金で大学に行けることが約束されていた。

 

試合を前に気合が入るマイクのところへ、恋人のスカーレットが現れる。

いつもと様子の違うスカーレットを不審に感じたマイクは、彼女に問いかけると彼女は妊娠しているという。

 

動揺するマイクだが、試合は始まってしまう。

そして、試合途中で会場から出ていってしまうスカーレットを見つめるマイク。

 

試合どころではなくなったマイクは、試合を途中退場し、スカーレットを追いかける。 彼は自分の夢ではなく、スカーレットと赤ん坊を選ぶのだった。

 

そして現在。

 

37歳のマイクは、子供たちからは距離を置かれ、妻スカーレット・オドネルからは家を追い出される最悪な状況。 今は、学生時代からの親友ネッド・ゴールドの家に居候(いそうろう)している。

 

そんなマイクだが、職場での昇進に一縷(いちる)の望みをかけていた。

しかし、マイクの昇進は見送られ、激怒した彼は上司に反発してしまい、会社をクビになってしまう。

 

失意の中、かつての栄光が残るハイスクールに立ち寄るマイク。

そこで、自分の名前を知っている用務員のおじいさんに出会い、「ハイスクール時代からやり直したい」とこぼす。

 

その夜、マイクは用務員のおじいさんが橋の欄干から飛び込むところを目撃し、慌てて橋の下を覗き込むと、不思議な渦にマイクは引き込まれるように落ちてしまう。

 

翌朝、自分が17歳当時の姿に戻っていることに気づく。

戸惑いながらも歓喜するマイク。

 

これは、ハイスクール時代からやり直せるチャンスだとマイクは思い、ネッドに父親のフリをしてもらい、マークという名前でハイスクールに転入する。

 

マイク(マーク)は、生まれ変わったようにハイスクール生活を満喫しはじめる。

 

しかし、息子アレックス・オドネルがいじめに遭い、娘のマギー・オドネルは悪い男に引っかかっていることを知る。

 

そこでマイクは、アレックスにバスケを教え、マギーの目を覚まさせようと、子供たちを助けようと奮闘することに。

 

アレックスの親友として頻繁に家に遊びにくるようになるマイクに、スカーレットは若いころのマイクを感じ、不思議な気持ちになっていく。

 

若いマイクは父親として、はたして子供たちを救うことができるのか。

離婚秒読みのアレックスとの関係は?

そして最大の問題は、17歳になってしまったマイクの今後は?

 

はたして負け組のマイクは、もう一度人生をやり直すことができるのか!?

 

「セブンティーン・アゲイン」の小ネタと考察

 

エルフ語とは?


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの親友ネッドは、ハイスクールの校長先生ジェインに一目ぼれしてしまい猛アタックを開始しますが、スルーされる冷たい関係です。

しかし、ネッドがある言葉を話したことがきっかけで、事態は好転します。

 

ネッド「僕は馬鹿なんだ。 『二つの塔』の灰色のガンダルフの杖に1万ドルも払ってしまうような人間なんだ」

 

ジェイン「そうね、馬鹿だわ」

 

さらにジェイン「だって、灰色のガンダルフが出てくるのは『旅の仲間』だけだもの。 「二つの塔』では、白のガンダルフとして戻ってくるのよ」

 

ネッド「!!!」

 

そして彼女は不思議な言葉をささやきます。 この言葉がエルフ語でした。

 

ご存じの方も多いと思いますが、2人が会話していたのは「ロード・オブ・ザ・リング」(指輪物語)シリーズのことでした。 ガンダルフとは、この映画に出てくる魔法使いのおじいちゃんですね。

 

この映画の原作者J・R・R・トールキンは、架空言語づくりが趣味で、自ら考えた「エルフ語」のために歴史を創作し、その流れから「指輪物語」ができたそうです! 本格的でビックリしました!

 

エルフ語はかなり本格的で、その気になれば会話も可能だとか。

きっと、マニアの間でエルフ語での会話は、高度な遊びなのでしょう。

 

謎の用務員のおじさん

主人公のマイクが17歳に戻るきっかけとなった、あのおじいさんは何者なのでしょうか?

 

どうやら監督や出演者ともに、誰からも正体を明言されてはいないようです。

過去の栄光が忘れられない主人公の前に現れたのは、不思議な妖精?それともバスケ部の精霊?はたまた彼の守護霊なのでしょうか?

 

どうします?

もし自分の前にこの不思議なおじいさんが現れたら、皆さんはどんな選択をされますか?

 

アドリブだったとは!


引用元:セブンティーン・アゲイン
/ © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

マイクの親友ネッド役を演じるトーマス・レノンですが、演技のほとんどをアドリブで行なったそうです、驚きですね!

 

17歳のマイクを演じた演じたザック・エフロンが、そんな彼のアドリブについていくのは大変だっただろうな、と想像してしまいました。

 

17歳に戻れたから上手くいったのかな?

37歳のマイクが17歳に戻ったことで、色んな事が上手くいきました。

でも、それは17歳に戻れたからできた事なのでしょうか。

 

17歳だからハイスクールに転入はできましたがそれ以外の、バスケを教えてあげること、子供を正しい道に導くこと、いじめに気がついてあげること、妻スカーレットときちんと向き合うこと、などは37歳のマイクでもできたはずです。

 

肉体が17歳に戻ったことがきっかけかもしれませんが、重要なのは行動を起こすことなんだと思いました。

 

状況を変えるのは大変ですが、勇気をもって行動力で示すことが重要なんだと強く感じました。

 

感  想

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

コメディ映画だと思ってお気楽に観てたのに、まさか不覚にも涙が出るとは思いませんでした。

 

この映画のテーマは、家族愛と人生の再生でした。

 

そして、単純なタイムスリップものではなく、主人公だけが若返る設定が斬新で大変興味をそそられた部分でもあります。

 

娘、息子と同じ高校に通いながら、父親ながら友人として良い方向に導いていく姿に感心しながら、と同時に大変勉強にもなりました。 また、姿は17歳だけど親の子に対する無償の愛が強く感じられ、大いに感銘を受けました。

 

なんの目的で、昔の姿に戻れたのか。

あの時、試合を途中で放り出したのは、正解だったのか。

 

映画を観ていくと、若返ったマイクが今置かれた状況の中で、自分の使命を一生懸命考える姿に引き込まれていきます。

 

人生最大の岐路で再び同じ道を選んだマイク。

個人的に、人生の岐路に戻ってやり直したいな、と思うこともありますが、結局は自分の生き方は自分で選んだ道なのだから、後悔はなしです。

 

人生は一度きり、過去ではなく今、そして未来に目を向けられることが重要なんだと、再確認させられますね。

 

そして、これからも家族を大事に頑張って生きて行きましょう。 というメッセージも、この映画から受け取りました。

 

全体を通して、ファンタジー系の青春コメディ映画なので、安心して観れる作品でしたが中々どうして、感心したり感動したりと色んな要素が盛り込まれた大変奥深い内容の良作です。

 

自分を見つめ直す良いきっかけとなる作品だと思います。

この映画の、心温まるストーリーを知らない方は、ぜひご覧になって欲しい名作です。

 

引用元:セブンティーン・アゲイン / © 2009 New Line Productions. Inc. Distributed by Warner Home Video. All Rights Reserved.

 

 

あらすじは、別サイトです。

 

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